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マンションの建物診断

STEP2 工事への準備 -建物の現状を知る、建物診断-

マンションの状態を把握するために行うのが、建物診断及び設備調査診断です。建物の健康診断と考えると分かりやすいでしょう。診断結果は管理組合に提出され、どこをいつ修繕する必要があるかなどについて報告されます。理事会は建物診断の説明会を開き、組合員に建物の状態を知ってもらうようにしなければなりません。現状を知ることが、建物修繕工事についての理解を深め、工事に取り組むきっかけとなるからです。

建物現況調査・診断

建物目視調査

目視による外壁の診断 ●目視による外壁の診断
経年の劣化により、建物の外壁にはひび割れができたりします。ひび割れの大きさや長さなどを目で見て判断し、どんな状態かくまなく記録を取ります。この結果をまとめて、管理組合に報告します。
打診による外壁の診断 ●打診による外壁の診断
モルタルやタイルはマンションのコンクリート躯体を保護していますが、長年の昼夜の温度差などで収縮を繰り返し、どうしても浮いてくる部分が出てきます。たたくとカラカラと乾いた音がしますから、そこで浮きの範囲を判断しチェックします。

建物機械診断(塗膜付着力・中性化試験等)

一般的に大規模修繕工事前に目視による建物診断を行っていきますが、外観からでは分からない建物の状態をよりいっそう詳しく調べるために、引張試験器などの機材を駆使した機械診断も行っています。
また、計測した診断結果はいっそう正確なデータを得られ、工事の工法や内訳数量を決めるための貴重な資料となります。

塗膜付着力試験 コンクリート中性化試験 シーリング引張試験
■塗膜付着力試験 ■コンクリート
中性化試験
■シーリング
引張試験

どれくらいの力で塗膜が剥がれるかを測定し、付着力を調べます。

どのくらいのスピードでコンクリートが中性化に進んでいるかを調べます。

既存シーリング材の劣化現象及びその程度を把握し、改修時期や工事範囲を調べます。

雑排水配管内の閉塞状況 給水配管の劣化状況  
■雑排水配管内の閉塞状況 ■給水配管の劣化状況  
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