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次世代に価値をつなぐ、
マンション管理とは?

 古くても価値あるものを「ヴィンテージ」と呼びます。もともとはワインの製造年を表す言葉ですが、今ではファッションや家具などにおいても使われる言葉です。実はマンションにおいても、築年数を重ねるほど価値が上がる、いわゆる「ヴィンテージマンション」と呼ばれるマンションがあります。

竣工当初から恵まれた立地と環境はヴィンテージマンションにとって大きなアドバンテージとなりますが、どれだけ優れていても管理の仕方が悪ければ少しずつ価値は低下していきます。しかし、管理組合が管理に対して向き合い、長期的な観点で意思決定を行い、そして適切な管理を継続して実行することにより、築年数を重ねてもその価値を向上させることも可能です。

マンションの購入者は、その全員が管理組合を構成する組合員となります。管理規約や総会の決議により管理組合の運営方針が決まり、そして組合員の中から選出された理事会が業務を執行します。理事会役員がいても、管理組合運営には、時間や労力だけでなく幅広い専門知識も求められるため、一般的には管理のプロであるマンション管理会社が管理組合の運営をお手伝いしています。

次世代に価値をつなぐ、マンション管理とは?。

 マンションの住民が安全かつ快適に過ごせる住環境を守るためには、日々の適切な管理、健全な管理組合運営、長期修繕計画に基づいた適時の修繕が重要な要素となっていきます。これらを継続的に行うためには、実行するための資金計画と、役員のなり手となる人が必要となります。実はこの二つの課題を抱える管理組合が年々増え、特に築年数が経過したマンションほどこの問題が顕在化しており、マンション管理会社への期待が高まっています。

「マンションは管理を買え」と言われますが、日常の管理組合運営においては目先の課題だけに捉われず、中長期的な観点でマンションの将来像を具体的に持ち、計画的に実行していくことが重要なポイントですが、一例としてご紹介したいのは、都心のあるマンション。こちらの管理組合では長きにわたり広大な敷地内の緑地帯の生育にご尽力されています。10年、20年先に美しい緑を残すために、予算と時間をかけて植栽を守る姿勢は、マンションの住環境を改善し、価値を向上させる原動力になっているとも伺います。マンションのエントランスや外構に植えられた植栽は、マンションの美観や印象に大きく影響するとともに、マンションに対する愛着を育む役割を果たし、やがて永住志向や所有し続ける方が増え、管理に対する意識が高まり、さらにコミュニティの強化や住民モラルの向上にもつながっていきます。結果として、市場で評判や希少性も高まり新築分譲時の価格よりも現在の流通価格が上回る、まさに「ヴィンテージマンション」の名にふさわしいマンションがあります。このようなマンションの資産価値の維持、向上のためにも、我々管理会社はその一助となるよう、適時、適切な各種提案を行うことが使命であると考えます。

次世代に価値をつなぐ、マンション管理とは?。

事業内容

1 マンション管理事業 管理組合の運営サポート、会計業務など管理業務全般
2 ビル管理事業 オフィスビル、公共施設などのビル総合管理業務
3 ビルメンテナンス事業 土地・建物および各種付属施設の保守、修繕、設備、清掃の請負など
4 リニューアル工事事業 ビル・マンションの建物診断、修繕計画立案、設計・監理など
5 ハウスクリーニング事業 管理受託物件を中心とした専有部内の清掃など
6 専有部内リフォーム工事事業 住宅設備機器の取替、小修繕、リフォームの提案、斡旋など
7 引越しなど貨物運送取扱事業 住友不動産株式会社が新築分譲するマンション入居時の引越しなど
8 電気通信事業 「SUISUI」インターネットサービスの提供など
9 各種物販事業 日用雑貨、防災備蓄品の販売など